テレワークといっても方式は様々です。最も安価な方式は、社内ルーターと専用機器を組み合わせるなどし、社外から社内のパソコンにアクセスする方式です。

しかし、この方式で不正アクセスからデータを守り続けることができるでしょうか？。テレワーク環境を狙った不正アクセスの事例をIPA(独立行政法人情報処理推進機構)が報告しています。

データを守り切るには専門家の助けが必要ですが、高度なIT人材を獲得することも簡単ではありません。そこで弊社でも導入しているテレワーク環境をご紹介いします。

社内データをAWS(Amazon Web Services)のデーターセンターへ移行して、各PCからAWSに接続する方式です。この方式なら、情報機器のメンテナンスをAWSに委任することができ、情報機器の老朽化に対応する必要もありません。

日本の大企業も情報システムをAWSに移行しています。AWSならハード面の設備にかかる初期費用は必要なく、係る事業を停止した後でも設備を持て余すこともないからです。

情報システムの規模が小さければ、かかる費用も小さくなりますから、中小企業でもAWSを手軽に利用することができます。それで大企業と同等の設備を利用できるのはAWSの大きな魅力です。
その構築・運用は弊社のテレワーク環境構築運用支援事業「テレワーク助け隊」がお手伝い致します。

弊社のテレワーク環境構築運用支援事業「テレワーク助け隊」が導入から運用保守までしっかりサポートします。

一流企業のデーターセンターでデータを守るディスクは２重化、バックアップは３重化

FSxはAWSが提供するWindows向けのファイルサーバーです。FSxへはお手持ちのパソコンを使って接続します。通信は暗号化されています。

FSxにはWindowsのファイルエクスプローラーを使ってアクセスします。新しい技術を習得する必要はありません。

FSxのディスクは2重化されています。一方が壊れても、もう片方で処理を継続し、壊れたディスクは自動で取り替えられます。さらにバックアップは3つのデーターセンターに保存されます。 災害の被害を受けても、残りのデーターセンターでバックアップを守ります。

誤ってファイルを削除してしまっても大丈夫です。 フォルダの上で右クリックするとファイル履歴が表示されますから、 そちらから削除してしまったファイルを取り出すことができます。

ノートパソコンを持ち歩かなくてもいつもと同じWindowsが使える

WorkSpacesはAWSが提供する仮想デスクトップです。まず、AWSのデーターセンターでWindowsが起動します。お手持ちのパソコンで専用アプリを起動すると、データーセンターのWindowsに接続されます。 すると、データーセンターのWindowsの画面が専用アプリに転送され、お客様のキーボード操作やマウス操作はデーターセンターのWindowsへ転送されます。ビデオカメラ付きのドローンやラジコンのようなものです。

WorkSpacesは12時間おきに自動的にバックアップされます。ユーザーデーターを残して、初めからWindowsを再構築することもできます。

アップデートは深夜に自動で実行されます。データはクラウドにありますから盗難対策にも有効です。